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床の剥がれが起きる原因とは?補修方法や必要な道具を解説2025.07.03

  • 床の剥がれはどのような原因で起きるの?
  • 自分で補修する場合の方法や準備する道具が知りたい
  • 自分で補修すべきか業者に依頼すべきか迷っている

この記事では、床の剥がれが気になる方向けに、床の剥がれの原因や状況、補修方法と必要な道具、DIY補修と業者依頼それぞれのメリット・デメリットを解説します。

この記事でわかること

  • 床の剥がれが発生する原因と起きやすい状況
  • 床の剥がれの補修方法と必要な道具
  • DIY補修と専門業者への依頼それぞれのメリット・デメリット

放置は危険?床やフローリングが剥がれる主な原因と起きやすい状況

床やフローリングはどれだけきれいに使用していても、時間が経てば剥がれが生じやすくなります。

生活習慣などの影響で剥がれを引き起こすケースもあるので、床やフローリングの剥がれの原因や起きやすい状況を理解しておきましょう。

床材の寿命

床材の寿命は10~30年程度といわれており、施工してから長い時間が過ぎると、経年劣化を引き起こして床の剥がれが起きやすくなります。

床材は木材ベースとなるため経年劣化は避けられず、日々の生活によるダメージなども加わって、寿命が近づくほど持ちが悪くなります。

とくに、合板を貼りあわせた複合フローリングでは、接着剤が劣化して、上の層の板が剥がれるケースが多いです。

無垢フローリングでも、板を保護するために塗布されたコーティング剤が剥がれる可能性があり、経年劣化が疑われる場合は早めに対処したほうがよいでしょう。

キャスターなどの摩擦

キャスター付きのワゴンや椅子などを使用していると、強い摩擦が加わり、床に傷がついて剥がれやすくなります。

キャスター付きの家具を頻繁に動かしたり、引きずったりすると、床に大きなダメージを与えるためです。

小さな剥がれでも、そこから水分が浸入してしまうと劣化速度が早くなる可能性もあります。

一度傷が付くと、溝の部分から少しずつ剥がれていくため、早い段階で補修したほうが状態を悪化させずに済むでしょう。

水の影響

床材の多くは木材ベースのため、水分の影響を大きく受けてしまいます。

水をこぼしたままにしたり、湿気が高かったりするなどの条件下では、床材が水分を吸収して剥がれや変色、腐食を引き起こすおそれがあります。

たとえば、拭き掃除の際に残った水分や水漏れが発生している場所などは、劣化スピードを早める可能性があるので要注意です。

具体的には、台所や洗面所、トイレをはじめ、窓の結露、猫や犬の尿なども剥がれの要因になりかねないため、床に水分を残さないよう心がけましょう。

床の剥がれは放置しないで早めの補修

床材の寿命、摩擦、水分などが原因となり床の剥がれが発生した場合は、そのまま放置すると周りにまで劣化が広がってしまいます。

そこから水が浸入して腐食が始まれば、床材だけに留まらず、建物内部にまで問題が及ぶ危険性もあります。

また、剥がれた部分に靴下などが引っかかると、靴下が破けるだけではなく、転んで怪我の要因にもなりかねません。

とくに小さなお子さんやペットがいるご家庭では十分に注意が必要です。

見た目の問題はもちろん、住まいの危険性は高まり、床の機能性は落ちてしまうので、床の剥がれを発見した場合は早めに補修しておきましょう。

状態別に解説!フローリング剥がれの補修方法と必要な道具一覧

フローリングの剥がれた部分を補修する場合、床の素材や状態によって補修方法が変わってくるので注意しましょう。

ここでは、代表的な床材である「無垢フローリング」と「複合フローリング」の剥がれに対する、状態別の補修方法と必要な道具を解説します。

補修前に床の素材を確認

フローリングは、見た目のイメージで木材と思われがちですが、実際にはさまざまな素材が使われています。

天然木材が使われているのは無垢フローリングで、木材100%の風合いや肌触りなどが特徴的な床材です。

また、一般的なフローリングとして普及しているのが複合フローリングで、合板を複数枚重ねて作られた人工的な床材となっています。

なお、リフォームでよく用いられるウッドカーペットも、表面素材は複合フローリングとなるため、補修する場合は複合フローリングと同じ方法になります。

他にも、木目プリントのシートフローリングやクッションフロア、フロアタイルなどがあり、補修方法もそれぞれです。

床の素材を確認してから補修グッズなどを揃えるようにしましょう。

無垢フローリング:小さな剥がれの補修方法

無垢フローリングの剥がれがまだ小さい場合は、サンドペーパーを活用すれば簡単に補修できます。

【補修に必要な道具】

  • サンドペーパーの粗目と細目
  • ガーゼ
  • オイルやワックス

まず、フローリングの剥がれた部分を粗目のサンドペーパーできれいに削り、そのあとで細目のサンドペーパーを使って無垢フローリングをなめらかに仕上げます。

最後に、オイルまたはワックスをガーゼに染み込ませ、無垢フローリングに塗布すれば終了です。

無垢フローリング:大きな剥がれの補修方法

無垢フローリングが大きく剥がれてしまっている場合は、削ったりせず、水を使って補修をおこないます。

【補修に必要な道具】

  • 雑巾
  • 金づち

まずは無垢フローリングの剥がれた部分に十分に水を染み込ませ、その上から濡らした雑巾を被せて、そのまま30分程度置いておきます。

そして剥がれた部分を、雑巾の上から金づちなどで軽く叩いてください。

もしこの方法を試しても剥がれが残っている場合、小さな剥がれの補修方法と同じようにサンドペーパーを使えば、目立ちにくくなる可能性があります。

複合フローリング:小さな剥がれの補修方法

複合フローリングの剥がれが小さい場合は、市販されている補修用シールを使って補修が可能です。

【補修に必要な道具】

  • フローリングと同じ色の補修用シール
  • カッター
  • 雑巾

まず複合フローリングが剥がれた部分を雑巾などで汚れを拭き取り、反っている部分をカッターで削り取ります。

複合フローリングの剥がれた部分をきれいにならしたら、補修用シールを貼って補修完了です。

このとき、補修用シールの角をカットして丸くしておくと、補修用シールが剥がれてくるのを防げます。

複合フローリング:大きな剥がれの補修方法

複合フローリングが大きく剥がれてしまっている場合は、木材用パテを用いて補修します。

【補修に必要な道具】

  • 木材用パテ
  • ヘラ
  • テープ
  • サンドペーパー

まずはテープを使い剥がれを囲むように貼り、パテを塗る周りをカバーしておきましょう。

次に、剥がれた部分に木材用パテを丁寧に埋めていき、余分に付いたパテはヘラで取り除きます。

木材用パテが乾くまで置いておき、固まったらサンドペーパーで平らに仕上げましょう。

ただし、仕上がりによっては補修部分が不自然に目立つケースもあるので、細かい木目や特殊な色の複合フローリングは専門業者への依頼がおすすめです。

フローリングの剥がれを補修する時はDIY?専門業者?

床の剥がれを、できれば自分で直したいと考える方も多いですが、実際のところ、DIYと専門業者への依頼はどちらがよいのでしょうか。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、内容を比較しながら住まいにとって最適な方法を検討してみてください。

DIYで補修するメリット

DIYでフローリングの剥がれを補修した場合、費用をあまりかけずに済むのが大きなメリットです。

かかる費用といえば床の補修グッズぐらいで、近くのホームセンターなどで手軽に購入できるものばかりです。

専門業者に依頼しようとすれば、DIYより高くつくのは確実なうえに、問い合わせや予約などの手間が増えてしまいます。

その点、自身で補修する場合は、必要な材料や道具さえ揃えておけば、思い立ったときにすぐできるのでスピーディーに対処できます。

DIYで補修するデメリット

軽度の剥がれであればDIYの補修で対応できますが、あくまで一時的な処置となるため、床にできた傷を完璧に補修するのは困難です。

床の剥がれを補修できたとしても、仕上がりが悪ければ、その部分がかえって目立ってしまう結果になりかねません。

素人がおこなうDIYは、専門業者に比べると時間や手間がかかってしまうので、時間的余裕のない方には不向きといえるでしょう。

また、賃貸物件の場合は、許可なく勝手に補修をすると、後にトラブルになるおそれがあります。

専門業者に依頼して補修するメリット

DIYでは補修できないと判断したら、すぐに専門業者へ問い合わせましょう。

その道のプロに依頼すれば、フローリングが劣化した原因を見極め、的確な方法で確実に補修してもらえます。

見た目も美しく仕上げてもらえるので、自身でDIYをしたときのような、色が違ったり補修部分が目立ったりする結果になる心配はありません。

床の補修をほぼ丸投げできるので、補修に使う材料や道具などを揃える必要がなく、手間や時間がかかりません。

そのため、下手にDIYをして失敗を繰り返すよりは、最初から専門業者に依頼したほうが効率良く補修できます。

専門業者に依頼して補修するデメリット

当然ながら、専門業者に依頼すると費用がかかってくるので、DIYより費用が高くつきます。

そのため、補修コストをできるだけかけたくない人にとってはデメリットに感じるでしょう。

また、補修内容によっては数時間から1日を要するケースもあり、立ち会いのために時間が拘束され、長時間身動きがとれなくなる可能性があります。

ただし、放置すればするほど剥がれが広がってしまうので、補修費用を最小限にするためには、床の剥がれを見つけた時点で補修の手配をするのが重要なポイントです。

まとめ|フローリングの剥がれは放置せず早めの対策・補修が住宅を長持ちさせる秘訣

フローリングの剥がれの原因は、床材の寿命、キャスターによる摩擦や水分の影響などが考えられます。

補修方法と必要な道具は床材の種類や劣化状態により異なるので、ここで紹介した補修方法を参考にしてみてください。

DIYと専門業者、どちらにもメリット・デメリットがあるため、劣化状態を踏まえて最適な方法を選択するようにしましょう。

床やフローリングの剥がれを確実にきれいに補修したい方は、リペア専門業者の株式会社一兆にお任せください。



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